西海市議会 > 2010-09-02 >
09月02日-01号

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  1. 西海市議会 2010-09-02
    09月02日-01号


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    最終取得日: 2023-06-15
    平成22年  9月 定例会(第3回)     平成22年第3回西海市議会定例会議事日程(第1号)                         平成22年9月2日(木)                         午前10時開議開会宣言日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸報告   (日程第4 報告第12号及び日程第5 報告第13号の2件一括上程)日程第4 報告第12号 株式会社大島中央商店街振興公社平成22事業年度事業計画及び予算並びに平成21事業年度決算報告について日程第5 報告第13号 財団法人西海農業振興公社平成22事業年度事業計画及び予算並びに平成21事業年度決算報告について   (日程第6 議案第61号から日程第33 議案第88号までの28件一括上程)日程第6 議案第61号 西海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第62号 長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について日程第8 議案第63号 江島辺地総合整備計画の策定について日程第9 議案第64号 平島辺地総合整備計画の策定について日程第10 議案第65号 幸物藤原辺地総合整備計画の策定について日程第11 議案第66号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第12 議案第67号 あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更について日程第13 議案第68号 西海市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第14 議案第69号 平成21年度西海市一般会計決算認定について日程第15 議案第70号 平成21年度西海市国民健康保険特別会計決算認定について日程第16 議案第71号 平成21年度西海市後期高齢者医療特別会計決算認定について日程第17 議案第72号 平成21年度西海市簡易水道事業特別会計決算認定について日程第18 議案第73号 平成21年度西海市老人保健特別会計決算認定について日程第19 議案第74号 平成21年度西海市下水道事業特別会計決算認定について日程第20 議案第75号 平成21年度西海市交通船特別会計決算認定について日程第21 議案第76号 平成21年度西海市特別養護老人ホーム大崎やすらぎ荘特別会計決算認定について日程第22 議案第77号 平成21年度西海市介護保険特別会計決算認定について日程第23 議案第78号 平成21年度西海市水道事業会計決算認定について日程第24 議案第79号 平成21年度西海市工業用水道事業会計決算認定について日程第25 議案第80号 平成21年度西海市立病院事業会計決算認定について日程第26 議案第81号 平成22年度西海市一般会計補正予算(第3号)日程第27 議案第82号 平成22年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第28 議案第83号 平成22年度西海市老人保健特別会計補正予算(第1号)日程第29 議案第84号 平成22年度西海市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第30 議案第85号 平成22年度西海市交通船特別会計補正予算(第1号)日程第31 議案第86号 平成22年度西海市特別養護老人ホーム大崎やすらぎ荘特別会計補正予算(第1号)日程第32 議案第87号 平成22年度西海市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第33 議案第88号 平成22年度西海市水道事業会計補正予算(第2号)        平成22年第3回西海市議会定例会会議録                              (第1号)招集年月日    平成22年9月2日招集の場所    西海市議会議場開会(開議)   9月2日 午前10時0分 宣告(第1日)応(不応)招議員及び出席並びに欠席議員凡例) ◯出席 ▲欠席 ×不応招 ▲◯公務欠席     1 平井満洋   ◯     11 永田良一   ◯     2 朝長隆洋   ◯     12 杉本秀伸   ◯     3 小嶋俊樹   ◯     13 佐嘉田敏雄  ◯     4 宮本一昭   ◯     14 井田利定   ◯     5 山口好晴   ◯     15 浅田幸夫   ◯     6 中尾清敏   ◯     16 佐々木義信  ◯     7 平野直幸   ◯     17 田口 昇   ◯     8 吉田年位   ◯     18 岩本利雄   ◯     9 田川正毅   ◯     19 中里 悟   ◯     10 杉澤泰彦   ◯     20 中野良雄   ◯地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長          田中隆一   西彼総合支所長     永山 巧  副市長         一瀬修治   西海総合支所長     山下利喜  総務部長        竹口一幸   大島総合支所長     森 重義  さいかい力創造部長   葉山千年   崎戸総合支所長     藏前龍日出  市民環境部長      山下安夫   会計管理者       本川信作  保健福祉部長      澤田洋子   総務課長        繁山 均  産業振興部長      松永勝之輔  財務課長        冨永敬二  建設水道部長      山崎琢磨   教育長         野田憲佑  行政改革担当理事    中浦久幸   教育次長        吉田 浩  福祉事務所長      深堀栄子   監査委員        河野清治職務のため出席した者の職氏名  事務局長        太田利幸   書記          早崎正樹  書記          岩永志保     午前10時0分 開会 ○議長(中野良雄)  会議を始める前にクールビズについてお知らせいたします。 本定例会はクールビズを実施するため、上着及びネクタイなど、着用しない軽装で対応いたします。 ただ今の出席議員数は20人です。 定足数に達していますので、ただ今から、平成22年第3回西海市議会定例会を開会します。 ただちに、本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中野良雄)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定によって、18番、岩本利雄議員及び1番、平井満洋議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(中野良雄)  日程第2 会期の決定を議題とします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日9月2日から9月21日までの20日間とし、会期中の日程につきましては、お手元に配付のとおりとすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中野良雄)  異議なしと認めます。 したがって、会期は、本日9月2日から9月21日までの20日間に決定しました。 △日程第3 諸報告 ○議長(中野良雄)  日程第3 諸報告を行います。 まず、諸般の報告を行います。 議長としての報告事項は、印刷してお手元に配布しているとおりです。 会議の内容等についての説明は省略させていただきます。 なお、詳細については、資料を議会事務局に備えていますので、ご覧いただきたいと思います。 次に、常任委員会から調査報告がありました。 報告書については、お手元に配布のとおりです。 次に、長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員から会議の報告がありました。 報告書については、お手元に配布のとおりです。 次に、監査委員から例月出納検査の結果報告がありました。 報告書については、お手元に配布のとおりです。 以上で諸般の報告を終わります。 次に、市長から行政報告の申し出がありますので、これを許可します。     〔「議長」の声あり〕 ○議長(中野良雄)  田中市長。 ◎市長(田中隆一) 〔登壇〕 皆さん、おはようございます。 行政の諸報告につきまして、ごあいさつを兼ね申し述べさせていただきます。 本日、平成22年第3回西海市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、お繰り合わせご出席を賜り厚くお礼を申し上げます。 本日は、第3回定例議会の初日に当たり、報告2件、条例案2件、その他の議案6件及び決算認定議案12件並びに補正予算案8件の計30件の議案等を提出させていただいておりますので、よろしくご審議の程お願い申し上げます。 それでは、平成22年第2回定例会以降の行政の諸報告を申し上げます。 まず、総務部関連では、総務課関係で、大島町内の市有地を不法に占拠している業者を相手取り提訴しておりました建物収去土地明渡請求事件につきまして、去る6月10日に開かれた被告側証人尋問を含む口頭弁論を経て、8月13日に長崎地方裁判所で、原告である西海市側の主張を認める内容で判決が言い渡されております。 今後、被告の対応等を踏まえながら、適切に手続きを進めてまいりたいと考えております。 次に、旧崎戸町の臨時職員であった方が、当時の崎戸町役場が社会保険適用事業所となっていなかったことをもって、年金の逸失利益に対する損害賠償を求められている訴訟について、去る7月5日及び8月23日に、それぞれ争点整理のための弁論準備手続が行われております。 次回は、9月27日に、引き続き弁論準備手続が予定されているところです。 また、崎戸町内に設置しております崎戸定住者促進住宅の賃借人2名が、入居以来一切の賃料を支払わず、退去の届け出や鍵の返還を行わないまま連絡が取れない状況となっている件に関して、6月に開かれた第2回定例市議会に提訴のための議案を提出し、6月18日の本会議において原案可決の決定を得ましたので、これに基づき、去る8月5日付で長崎地方裁判所に訴状を提出しております。 なお、既に、第1回目の口頭弁論期日が10月1日に指定されております。 次に、安全安心課関係では、7月29日に開かれた第35回長崎県交通安全子ども自転車大会西海東小学校チームが出場し、団体の部で5位、個人の部でも西川さきさんが見事5位に入賞されました。 消防関係では、去る6月6日に、西彼農村環境改善センターにおいて第63回長崎県消防団大会が開催され、長崎県知事をはじめ、県内各地から500名を超える消防団関係者の参加を得て盛大に執り行われました。 8月8日には、第30回長崎県消防ポンプ操法大会が開催され、西海市消防団を代表して崎戸方面団選抜チームが出場し、敢闘賞受賞の成績を収めております。 また、火災の発生状況につきましては、6月から8月までの期間は、船舶火災1件だけの発生にとどまっております。 今後とも消防団を中心に防火活動に努め、火災のないまちづくりを進めてまいります。 防災関係では、6月16日に防災会議を開催し、地域防災計画の修正及び災害危険箇所の視察を行いました。 また、梅雨期における災害警戒本部の設置につきましては、大雨警報等の発表に伴うものが6月に3回、7月に2回、また、台風4号の接近による暴風波浪警報等の発令に伴うものが8月に1回の合計6回にわたって、災害警戒本部を本庁及び各総合支所に設置し警戒に当たりました。 その間、市内各地で小規模の崖崩れや道路路肩の崩落等が発生しましたが、幸い、人家への被害には及んでおりません。 次に、さいかい力創造部関連では、政策企画課関係で、7月26日に県知事並びに県議会議長に対し、大島大橋の無料化や西彼杵道路の長崎方面への延伸など6項目について、西海市としての要望書を、市議会並びに行政区長連絡協議会の協力を得て提出しました。 この要望項目の中の大島大橋の無料化については、県知事から「地元との勉強会を通じ、何らかの方策がないか検討する」との回答を頂いたところです。 この回答を受け、県土木部との勉強会の開催や、今後の地元における協議を深め、機運を高めるための大島大橋利用促進検討会が設置されたところです。 まちづくり推進課関係では、国内の中学生交流事業として、8月3日から6日にかけて西海市内の中学生4名が山形県村山市を訪れ、村山市内の中学生と一緒に、そば打ちやじゅんさい採りを体験して交流を深めました。 この交流事業は、長崎市出身のたぬき絵作家・堤けんじさんとの縁で始まったもので、堤さんの作品を展示する西海たぬき絵ギャラリーが西海町の伊佐ノ浦公園に設けられていることもあって、昨年は、村山市の方から西海市を訪問していただいたところです。 次に、市民環境部関連で、環境政策課関係では、西海市汚泥再生処理センター整備事業において敷地造成工事を進めており、現在の進捗率は約40パーセントとなっております。 なお、汚泥再生処理センター建設工事は、去る6月18日の定例市議会本会議において契約に係る議決を頂き、現在、具体的な設計を進めているところです。 また、西海町太田和地区で計画を進めております西海市ごみ処理施設整備事業は、炭化施設に関する確認のため事業を中断しておりましたが、コスト低減のため、処理方式を炭化方式の16時間運転から24時間運転とすることで地元の理解を求めているところです。 次に、保健福祉部関連で、健康づくり課関係では、7月25日に西海町において、肝臓病から家族を守るために、という内容で第2回市民公開講座を開催しました。 8月19日には、第1回健康づくり推進協議会を開催し、平成22年度の事業計画及び健康さいかい21計画の中間見直しについて提案しました。 医療保険課関係では、平成20年度からスタートした国保の特定健康診査について、本年度の集団健診日程を7月でほぼ終了し、現在、対象者への保健指導を実施して、生活習慣病の予防や重症化の防止に取り組んでいるところです。 本年度は、健診実施計画中間年度に当たり、各種団体との連携、協力を図りながら、実施方法等の見直しを行い、受診率向上のための取り組みを更に強化してまいります。 また、7月28日には、本年度第1回目の国民健康保険運営協議会を開催し、平成21年度国民健康保健事業の決算及び事業運営安定化計画等について報告を行い、承認を頂きました。 福祉課関係では、6月4日に西彼総合体育館において平成22年度西海市戦没者追悼式が執り行われ、長崎県知事代理をはじめ各方面から多くのご来賓やご遺族の参列をいただき、約600名もの方々が戦没者の御霊を慰められました。 また、7月9日には、障がい者や高齢者が便利で快適に暮らせるまちづくりを推進するため、財団法人自治総合センターの共生のまちづくり助成事業を活用して、大瀬戸町の柳の浜海水浴場に、砂浜を走行可能な未舗装路用ホイールチェア、いわゆる車いす7台を整備しました。 本年度は、同助成事業により付帯施設整備及び駐車場舗装整備も予定しており、バリアフリー化により同海水浴場が広く利用されることを期待しております。 7月23日には、第60回、社会を明るくする運動、西海市推進委員会主催による中学・高校生弁論大会が開催され、市内の中学校8校及び高等学校3校より選抜された16名の生徒さん方により、青少年の非行防止や命の大切さ、家庭や地域・学校での問題等について自らの思いを熱く語っていただきました。 なお、この大会優勝の江島中学校の宮崎元(はじめ)君、大崎高等学校の楠本亜美さんの両名が、7月30日に佐世保市で開催された県大会に出場され、両名とも優秀賞の栄誉に輝いております。 長寿介護課関係では、6月から、介護予防事業として65歳以上で介護認定を受けていない高齢者を対象に、生活機能評価受診による特定高齢者把握事業を実施し、その結果をもとに判定された特定高齢者に対して、通所又は訪問により、介護予防に効果のある運動機能向上事業訪問指導事業を実施しております。 6月29日には、第1回西海市認知症地域支援体制構築等推進協議会を開催し、認知症の理解や早期対応の促進、認知症介護従業者の質の確保と向上を図るため、認知症サポーター養成講座の開講、認知症予防対策事業として「脳はつらつ教室」「通所型介護予防事業」「脳元気度チェック事業」の実施等、今年度の事業計画等について協議を行いました。 7月15日には、西海市地域包括支援センター運営協議会並びに地域密着型サービス運営協議会を開催し、介護予防ケアマネジメント事業包括的支援事業としての総合相談事業権利擁護事業並びに域密着型サービスについての事業報告と今年度の事業計画について協議を行いました。 7月27日には、老人ホーム入所判定委員会を開催し、養護老人ホーム緑風園に2名の措置が決定されました。 次に、産業振興部関連で、農林課関係では、去る4月20日に宮崎県で発生した口蹄疫は、発生確認以来、牛や豚などの殺処分が約29万頭にものぼり、地域経済や住民生活に多大な影響を及ぼしながらも、終息を迎えました。 今後、一日も早い畜産の再生、経済の復興に向けて頑張っていただきたいと、こいねがうものでございます。 幸いにも、本県あるいは本市での発生は見られませんでしたが、畜産農家におかれましては、今までにない防疫体制飼養管理に心身ともに相当な負担があったものと思います。 また、この口蹄疫によって、各種会合やイベントにも影響が出たところですが、特に、8月1日に予定されておりました長崎西海トライアスロンin大島については、今や国内外から多くのアスリートが集う有数の大会となっているところ、関係者の皆様には、口蹄疫の防疫に対する市内畜産農家の切なる願いをお汲み取りいただき、開催を延期していただいたところです。 こうしたご配慮のおかげで、市内においては無事に乗り切ることができたものと存じ、ここに、心からの感謝を申し上げる次第です。 一応の終息を見た口蹄疫ですが、今後も気を抜くことなく、防疫体制飼養管理には引き続き細心の注意を払い、経営に当たっていただきたいと考えているところです。 次に、近年、深刻化を増す有害鳥獣被害対策につきましては、これまでにも捕獲業務及び被害防止対策事業等を実施して参りましたが、本年度は、新たな取り組みとして囲いワナやカラスの捕獲器を製作し設置する予定にしております。 また、本年は、県の事業であるイノシシ被害対策重点モデル事業の採択を受け、緊急雇用創出事業を活用した離職者の雇用による重点捕獲支援隊と、狩猟免許所持者である捕獲指導者で構成する重点捕獲隊を設置し、5カ年間(訂正後:5カ月間)(27ページに訂正発言あり)をかけてやぶの刈り払いや箱ワナ等の設置を実施することにより、イノシシによる被害軽減を図ることとしております。 中でも、捕獲業務が手薄になっている大島町と大瀬戸町の松島地区を重点的に取り組む計画としており、今後その効果が大いに期待されるところです。 また、以前から要望の上がっておりました平島地区の野生化したヤギの駆除につきましても、10月に捕獲団体による捕獲駆除を実施することで、地元と調整を行っているところです。 次に、水産課関係では、水産振興について、8月29日から10月3日までの予定で、崎戸のイセエビの販路拡大やPRを図るため「さきと伊勢海老祭り」が開催されております。 来る9月12日には、西海大崎漁協崎戸支所において、魚のつかみ取りやイセエビのみそ汁の提供、体験ペーロン等イベントが計画され、市内外から多くの来場者が見込まれているところです。 漁業後継者対策では、7月10日に福岡市で開催された漁業就業支援フェアに参加し、西海市での漁業就業希望者1名と面談を行ったところです。 今後、漁協と連携し、受入者の技術指導や宿泊施設の確保等について協議を行うなど、新規漁業就業者の積極的な受け入れに取り組んでまいります。 藻場の造成については、瀬川地区において今年度から新たに「瀬川地区海渚(なぎさ)を再生する会」が設立され、母藻(ぼそう)の投入や浮遊堆積物の除去作業が行われました。 今後も藻場の保全のための取組みについて、支援を行ってまいります。 また、中戸漁港の改修工事については、6月に工事請負契約を締結し工事に着手しております。 商工観光課関係では、観光振興について、NPO法人西海市観光協会の第三種旅行業免許の取得に伴い、協会主催の旅行商品として、大瀬戸町で体験ペーロンを実施しております。 まず、5月には、鹿児島市立皇徳寺(こうとくじ)中学校の生徒208名と、鹿児島市立清水(しみず)中学校の生徒42名を受け入れました。 更に、8月には、諫早青年会議所及びハウステンボスのモニターツアーを受け入れており、今後も数件予約が入っている状況で、西海市の体験プログラムの目玉となってきているところです。 また、イベントとしましては、5月30日に世界遺産登録関連調査事業として横瀬浦開港450周年のプレイベント「横瀬・中浦クルージングツアー」を実施しております。 長崎市と佐世保市から68名の参加があり、横瀬浦から中浦沖までのクルージングやガイド付きまちあるき、ポルトガル料理の弁当などを楽しんでいただきました。 地域行事としましては、夏の風物詩となっております大瀬戸町や大島町、崎戸町蠣浦のペーロン大会のほか、市内5地区で花火大会等の夏祭りが開催され、市内外から多くの来場者があり賑わいを見せました。 建設水道部関連では、建設課関係で、6月25日から30日にかけての梅雨前線に伴う大雨により、小規模な道路災害が7件発生し、崩土の除去作業等を行いました。なお、このうち4件については、小規模災害復旧事業として実施する予定にしております。 また、6月議会以後の事業の発注状況につきましては、改良工事1件、維持補修工事10件、業務委託5件を発注しており、今後、早期完成を目指して工事を進めてまいります。 なお、今年度の他の工事等につきましても、現地調査や測量設計等が完了次第、早期に発注することとしております。 住宅建築課関係では、平成21年度に大島地区の浜町団地ほか5団地の駐車場整備を行い、6月1日より供用を開始しました。 また、7月から9月の間で月2回をめどに全市内の住宅使用料滞納者の戸別訪問を実施し、滞納金額の減少に努めておりますが、今後の課題として、退去滞納者滞納整理業務見直しのための検討が必要であると考えているところです。 上水道課関係では、西彼町の未給水地域解消工事西彼北部簡易水道改良工事大瀬戸上水道取水施設改良工事及び工業用水浄水場施設改良工事を発注しております。 下水道課関係では、公共下水道事業において、平成21年度繰越工事の瀬戸及び大串処理管渠施設工事が7月末に完了し、国道202号バイパス工事に関連する一部の瀬戸処理管渠施設工事については、12月末の完了を予定しているところです。 また、馬込地区コミプラ事業につきましては、管路撤去工事を8月末までに、旧処理場解体工事を10月末までに完了する予定としております。 本年度事業においては、瀬戸及び大串処理管渠施設工事合わせて5工区を発注し、逐次工事を進めているところです。 なお、集合処理区域から外れた区域につきましては、引き続き合併処理浄化槽整備事業を推進することとしております。 最後に、教育委員会関連では、まず、教育総務課関係で、5月26日から6月17日にかけて、大瀬戸町内の小・中学校の保護者、地区住民を対象に学校適正配置地区別保護者懇談会を開催し、西海町内及び大島・崎戸町内では、学校適正配置実施計画(素案)に関する説明会を開催したところです。 その後、西海町内及び大島・崎戸町内では、学校のあり方を考える懇話会を開催し、中学校の適正配置実施計画案に関する協議を行っていただいております。 設計業務及び工事関係では、大瀬戸西浜教職員住宅解体工事亀岳小学校ほか2校の耐震改修実施設計委託及び工事監理業務委託3件、亀岳小学校耐震補強改修工事ほか5校の施設の改修工事6件、西海北中学校及び江島中学校耐震改修実施設計委託2件並びに西海北中学校屋内運動場耐震補強改修工事を発注しております。 残りの工事等につきましても、早期発注に向け準備を進めてまいります。 学校教育課関係では、6月中旬から7月初旬にかけて、西海っ子の心を見つめる教育週間が市内全小・中学校で実施され、保護者や地域の方々が自由に学校を訪れ、道徳を含めた授業参観をしたり、子どもたちとふれあったりして交流を深めました。 また、夏休み期間中に行われました全国中学校総合体育大会に西海北中学校男子バレーボール部、陸上競技の砲丸投げに大瀬戸中学校3年の北尾友靖(ともはる)君、そして、相撲個人の部に西海北中学校2年の立石純平君がそれぞれ出場されました。 その結果、北尾君が、砲丸投げで長崎県中学校記録を大幅に更新する記録で準優勝、西海北中男子バレーボール部がベスト8に入るなど輝かしい成績を納められました。 全国大会に先立ち行われた九州大会においても、砲丸投げの北尾君が県中学校新記録と大会新記録で優勝、西海北中男子バレーボール部が第3位、その他相撲の立石君をはじめ、バドミントン女子ダブルスの西彼中学校、剣道で崎戸中学校の中村一聖(いっせい)君が、それぞれ九州大会への出場を果たすなど大きな活躍が見られました。 そのほか、夏休み期間中における大きな事故等の発生はなく、9月1日には、子どもたちが元気に第2学期の始業式を迎えることができました。 社会教育関係では、7月27日から30日にかけて、子どもの宿泊型体験活動事業として、西海っ子ドキドキ探検隊事業を実施し、市内の小学5・6年生47名が参加し、ロッククライミングや七ツ釜鍾乳洞未公開洞窟探検、キャンプファイヤーなど、3泊4日の共同生活を通じて、たくましさを育むための体験交流活動が行われました。 8月1日には、子どもたちの健全育成と体力の向上を図ることを目的に、西彼、西海、大島地区のそれぞれの子ども育成会主催のスポーツ大会が開催され、約2,000人の親子が参加されました。 8月17日及び18日には、長崎県社会教育研究大会が開催され、社会教育委員をはじめとした関係者12名が参加され、地域に根ざした社会教育のあり方について研修を深めました。 社会体育関係では、子どもたちが水に親しむ機会が多くなる夏休みを控えた7月15日に、心肺蘇生法及びAED講習会を大島体育館と西海スポーツガーデン体育館で開催しました。 7月28日には、第1回の西海市スポーツ振興審議会を開催し、10名の委員に委嘱状を交付しました。 また、7月28日から30日までの3日間、西海市水泳教室を大島プールで開催し、述べ158名の小学生の参加がありました。 8月6日から8日にかけては、総合型スポーツクラブ主催事業として、市内小中高校生90名の参加のもと、大島若人の森運動公園を主会場として2泊3日の陸上合宿研修が行われました。 以上、平成21年第2回定例会以降(訂正後:平成22年第2回定例会以降)の事務事業の状況についてご報告申し上げました。 今後とも、市民の皆様の声にしっかり耳を傾けながら、西海市のまちづくりのため精一杯取り組んでまいります。 ここに議員各位を始め、市民の皆様のご理解と更なるご支援を心からお願い申し上げまして、今回の行政の諸報告とさせていただきます。 ○議長(中野良雄)  竹口総務部長。 ◎総務部長(竹口一幸)  ただ今、行政報告の中で市長が一番最後に、21年第2回定例会以降と申し上げましたけれども、大変失礼しました。22年第2回定例会でございます。 大変失礼しました。(「どうも大変失礼しました」の声あり) ○議長(中野良雄)  松永産業振興部長。 ◎産業振興部長松永勝之輔)  もう1件、ご訂正をお願いしたいと思います。 産業振興部農林課の中で、捕獲隊の設置を5カ年間と申しましたが、正確には5カ月間の期間でございます。(23ページの訂正) よろしくお願いします。 ○議長(中野良雄)  以上で行政報告は、終わりました。 これで諸報告を終わります。 △日程第4 報告第12号及び日程第5 報告第13号の2件 ○議長(中野良雄)  日程第4 報告第12号 株式会社大島中央商店街振興公社平成22事業年度事業計画及び予算並びに平成21事業年度決算報告について及び日程第5 報告第13号 財団法人西海農業振興公社平成22事業年度事業計画及び予算並びに平成21事業年度決算報告についての2件を一括議題とします。 市長に報告を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中隆一) 〔登壇〕 ただ今上程いただきました報告第12号及び報告第13号の2件について、一括して報告内容のご説明を申し上げます。 この2件は、いずれも、地方自治法第221条第3項に定める法人の経営状況等について、同法第243条の3第2項の規定に基づき、これを説明する書類を議会に提出するもので、今回、西海市が出資する法人のうち、株式会社大島町中央商店街振興公社及び財団法人西海市農業振興公社の平成22事業年度事業計画及び予算並びに平成21事業年度決算に関する書類について、これを議会に提出し報告するものです。 以上で、報告第12号及び報告第13号の2件についての報告内容のご説明を終わります。 ○議長(中野良雄)  以上で報告が終わりました。 これで報告第12号及び報告第13号の2件については、いずれも報告済みとします。
    △日程第6 議案第61号から日程第33 議案第88号までの28件 ○議長(中野良雄)  日程第6 議案第61号 西海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第33 議案第88号 平成22年度西海市水道事業会計補正予算(第2号)までの28件を一括議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。     〔「議長」の声あり〕 ○議長(中野良雄)  田中市長。 ◎市長(田中隆一) 〔登壇〕 ただ今上程いただきました議案第61号から議案第88号までの28議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。 はじめに、議案第61号は、西海市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてで、主な内容は、集落が抱える課題等を調査し、集落づくりに関する計画の策定等住民による主体的な活動を支援することで、市民協働のまちづくりに資することを目的に設置する西海市集落支援員の報酬額について、この度、西海市特別職報酬等審議会の答申を得たので、これを条例に追加規定しようとするものです。 議案第62号は、長崎県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少についてで、平成22年3月31日をもって県央広域圏西部地区塵芥処理一部事務組合が解散したことに伴い、長崎県市町村総合事務組合の共同処理する団体に変更が生じるため、組合を組織する組合市町村について掲げる別表第1について所要の変更を行うこととして、地方自治法第286条第1項の規定に基づく協議のため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第63号から議案第65号までの3議案は、それぞれ辺地総合整備計画の策定についての議案で、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の適用を受けて、公共施設の総合整備を行うため、崎戸町江島辺地、同平島辺地、大瀬戸町幸物藤原辺地に係る各総合整備計画を策定するので、同法第3条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。 議案第66号及び議案第67号は、いずれも、あらたに生じた土地の確認及び字の区域の変更についてで、公有水面埋め立てにより、本市大瀬戸町及び西海町においてあらたに土地が生じ、これに伴い、字の区域の変更を要することになったので、地方自治法第9条の5第1項及び同法第260条第1項の規定により、それぞれ議会の議決を求めるものです。 議案第68号は、西海市福祉医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてで、主な内容は、長崎県福祉医療費補助金実施要綱が改正され、福祉医療費の支給対象者に新たに父子家庭の父と子が追加されたことに伴い、本市においても12月から、父子家庭に対する福祉医療費の支給を開始しようとするものです。 議案第69号から議案第80号までの12議案は、平成21年度の西海市の一般会計、特別会計及び企業会計決算について、それぞれ関係書類に監査委員の審査意見書を添え、地方自治法第233条第3項または地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定に付すものです。 議案第81号は、平成22年度西海市一般会計補正予算(第3号)で、既存の予算に11億1,663万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を207億8,959万1,000円としております。 補正の主な内容は、交付額が確定した普通交付税、地方特例交付金及び国県支出金や産炭地域活性化基金助成金等を財源として、政策的・投資的な経費について、防災安全上緊急を要する事業、住民生活に直結する喫緊の基盤整備事業、子育て支援に関する事業及び企業誘致による雇用機会の拡大に資する事業などを重点的に計上するものです。主な事業としては、集まれ「さいかい力」!元気なまちづくり促進事業、企業誘致適地インフラ整備事業、地域子育て創生事業、観光振興拠点整備事業、瀬戸港バリアフリー対応旅客施設建設事業、移動系防災行政無線整備事業、中学校適正配置学校施設改修事業(西海地区)、市営大瀬戸プール新設事業など、西海市総合計画の実現へ向けた各種事業の経費を計上しております。 議案第82号は、平成22年度西海市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)で、国保事業勘定では、既存の予算に8,214万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を43億4,219万4,000円としております。 補正の主な内容は、歳入においては、前年度繰越金の増額で、歳出においては、平成21年度医療給付費実績に伴う国庫支出金及び交付金の返還金並びに財政調整基金積立金で、この歳入歳出の増減による財源不足分については、財政調整基金より繰り入れることとしております。 直診勘定では、既存の予算に90万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億6,648万2,000円としております。 補正の主な内容は、平成21年度決算による繰越金及び医業費の増額並びに人件費の減額によるもので、一般会計繰入金の減額により財源調整を行っております。 議案第83号は、平成22年度西海市老人保健特別会計補正予算(第1号)で、既存の予算に52万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を196万円としております。 補正の主な内容は、平成21年度老人保健医療費交付金の精算に伴い、支払基金交付金の返還金を計上するもので、これに伴う財源は、国県支出金及び繰越金等により調整しております。 議案第84号は、平成22年度西海市下水道事業特別会計補正予算(第2号)で、既存の予算に605万円を追加し、歳入歳出予算の総額を16億9,431万9,000円としております。 補正の主な内容は、漁業集落排水事業における施設の工事請負費等の追加及び人事異動による職員給与費等の減額を計上し、併せて、平成21年度決算の繰越金による財源の組み替えを行うもので、これに伴い、一般会計繰入金を減額しております。 議案第85号は、平成22年度西海市交通船特別会計補正予算(第1号)で、既存の予算から33万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億1,199万5,000円としております。 補正の主な内容は、施設修繕料の増額及び職員の退職や採用に伴う人件費の減額を計上するもので、これに伴う財源は、繰越金の確定による増額及び一般会計繰入金の減額により調整しております。 議案第86号は、平成22年度西海市特別養護老人ホーム大崎やすらぎ荘特別会計補正予算(第1号)で、既存の予算に1,394万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億2,175万6,000円としております。 補正の主な内容は、歳入では、平成21年度決算額の確定により生じた剰余金について繰越金1,466万円を計上し、歳出では、人事異動に伴う人件費659万8,000円の増額及び財政調整基金積立金734万4,000円を計上しております。 なお、これに伴い、予算計上しておりました財政調整基金繰入金を減額し調整しております。 議案第87号は、平成22年度西海市介護保険特別会計補正予算(第1号)で、保険事業勘定では、既存の予算に8,630万円を追加し、歳入歳出予算の総額を31億2,500万6,000円としております。 補正の主な内容は、平成21年度介護給付費負担金の精算に伴う国県支出金の返還金及び介護給付費準備基金積立金を計上し、これに伴う財源は、繰越金等により調整しております。 介護サービス事業勘定では、既存予算の歳出における目内の組替えのみの補正を行い、歳入歳出予算の総額である2,920万7,000円に異動はありません。 議案第88号は、平成22年度西海市水道事業会計補正予算(第2号)で、既存の収益的支出額に595万8,000円を追加し、収益的支出の総額を2億1,706万6,000円としております。 補正の主な内容は、水利使用許可変更申請業務の委託料を計上するものです。 以上で、議案第61号から議案第88号までの28議案についての提案理由のご説明を終わります。 よろしくご審議の程お願い申し上げます。 ○議長(中野良雄)  議案第61号から議案第88号までの提案理由の説明が終わりました。 以上で、本日の日程は、全部終了しました。 ただ今、提案理由の説明が終わりました議案第61号から議案第88号までの28件の質疑及び委員会付託を9月8日の本会議で行います。 次回、本会議は9月6日、午前10時から開きます。 所定の時刻までにご参集願います。 なお、質疑の発言通告の締め切りは、9月6日、正午です。 質疑の発言希望者は、9月6日、正午までに、その質疑の内容を所定の用紙に記入の上、通告願います。 本日は、これで散会します。     午前10時55分 散会...